プラグインきょうまで 上質レディスに関心

2017/10/27 04:27 更新


 渋谷ヒカリエで開催している合同展示会「プラグイン」(繊研新聞社主催)は、「手持ちの服に合わせやすく、何シーズンも着用できる」上質なレディスブランドに関心が集まっている。来場者の投票によって注目ブランドを選ぶ「プラグイングランプリ」の初日(25日)の集計では、こうしたレディスブランドが上位に挙がっている。会期は27日まで。

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 「シックで品があり、洗練されている」と銀座の専門店から百貨店まで、多くのバイヤーから評判なのが、エイチ・ツー・オーリテイリングの子会社、エイチ・ディ・ベースモードの婦人服ブランド「トラデュイール」だ。エレガントを基本に、カジュアルな要素も取り入れており、日常的に着用できる。スペイン産ラムスエードのレザーブルゾンなど、素材選びや染色からこだわっているアイテムが人気だ。

 「シルエットが美しく、デザイン性が高い」と幅広い来場者から反応が良いのが、マルマリのレディスウェア「マルマリ」。光沢のあるポリエステル、ナイロン、コットンなど、素材違いのドレスやブラウスが充実。自社で縫製工場を持ち、物作りにもこだわる。カラーバリエーションも豊富だ。このほかイトキンの「エクビル」が、「ほどよい個性とカラーリング」「リーズナブルだが、デザインのセンスが良い」「フルーツ柄がかわいい」と注目されている。

 プラグイン初日の来場者数は終日雨に見舞われたが、前回並みの1166人(前回展は1197人)だった。

「トラデュイール」


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