【プラグイン17日まで】丁寧な暮らしのための服と雑貨

2017/03/16 06:30 更新


 近年、注目を集めている〝暮らし系〟マーケット。丁寧に暮らすことに幸せを感じる人が増え、日々の暮らしを豊かにしてくれる物が売れている。

 今回のプラグインにも、服から雑貨まで、心地よい暮らしに溶け込むようなアイテムが揃っている。(カッコ内はブース番号)

 目立つのは、肌触りの良い天然素材を使い、丁寧に仕立てられた服。「ブナイ」(AH-27)は、ヒンドゥー語で「手織り」を意味するブランド名の通り、インド産の手織りのシルクやカディコットン、麻で作る婦人服。

 インド・ニューデリーに自社工場を持ち、職人による手刺繍を特徴とする。カディコットンを使った総手刺繍のブラウス(2万5000円)や手作業で入れた細かいピンタックのブラウス(1万7000円)のほか、インドの古布を使ったジャケットもある。


ブナイ

 婦人服「マルク・ド・ブロデュー」(AH-23)は、旅がテーマ。天然素材を使って動きやすさを重視し、旅に出るだけでなく、旅をするように日常を楽しむための服を提案する。幅広い年代から人気のワンピースのほか、17年夏物ではゆったりシルエットのパンツとブラウス、チュニックのスタイリングを推す。フレンチリネンのフレアカーディガン(7900円)を合わせたパンツスタイルは、草木染めのリネンストール(5900円)がアクセント。


マルク・ド・ブロデュー

 「コロニー」(AH-02)は、リネン生地を中心に使ったレディスのナチュラルウェア。トレンドに左右されないシンプルなデザインで、長く愛用したくなる服を作っている。リネン100%の商品が多いが、ガーゼ調やスラブ感など表面感はさまざま。洗いをかけたくたっと柔らかな風合いや、リラックスしたシルエットで、幅広い年代の女性に提案する。一部を除き国内生産で、ブランドの強みのワンピースは1万6000~2万円。


コロニー

 「クラウドオブバーズ」(AH-04)は、デザイナー自身が着たいと思う服を形にしているレディスの日常着。ベーシックだがクリーンな雰囲気で、上質な暮らしに溶け込む。今回はいつもよりサイズ感を大きめに作った。天然素材が多く、麻・綿混の高密度ツイルのスカートや、ボタンレスでざくっと羽織れるウールコートなど。ボトム1万円台後半、コート3万円台後半が中心。


クラウドオブバーズ

 シンプルなスタイリングのアクセントとなる雑貨も注目だ。「イコット」(AH-41)は、16年春夏にデビューしたレディスバッグ。ナチュラルモードをテーマに、年間通してファッション性の高いかごバッグ中心のコレクションを出す。人気が高いのは、スリーウェートート(大2万1000円、小1万8000円)。バンカン(水草の一種)を編んだかごに、取り外し可能なレザーカバーとラビットファーのフラップが付き、様々なスタイルを楽しむことができる。


イコット

 本格的にオリジナルの卸販売を始めるアーバンリサーチの「かぐれ」(AH-24)。シルク製インナーと、冷え取り靴下、国産のコスメで出展している。インナーは手に取りやすい価格を目指し、ショーツ3800円から揃う。冷え取りでは異素材の靴下を4枚重ねるのが基本だが、「トライしやすいように」と内側シルク、外側ウールといった二重編みの靴下(各1700円)も企画。2枚で重ねばきが完成する。

かぐれ





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