ゴルフウェアブランド「パーリーゲイツ」(TSIグルーヴアンドスポーツ)は23日、業界関係者向けでは初めて、次シーズンのコレクションをショー形式で披露した。
会場内にゴルフコースを作り、招待客をギャラリーに見立て、モデルがコース上でプレゼンテーション。ショー中はテレビのゴルフ中継のように実況と解説が入り、商品特徴を伝えるというユニークな演出を凝らした。
17年秋物コレクションは、チェック柄を多用したタッキースタイルがテーマ。古典的なタータンチェックをポップな馬柄と合わせたり、ガンクラブと迷彩柄を組み合わせたりして、トレンドを遊び心あふれるパーリーゲイツらしい解釈で見せた。
最もインパクトがあったのは、大胆な赤のオールチェック柄のセットアップ。シャツはウール製で秋らしさ、ジャケットとパンツはポリウレタンを使って動きやすさに配慮した。パンツはスリムテーパードシルエットで、すっきりと見せ、柄・オン・柄のスーツでもやぼったくならずスマートにまとめた。
パーリーゲイツの売上高は17年2月期に100億円の大台に乗った。商品・売り場・顧客との関係構築の3要素がうまくかみ合っている。
(杉江潤平)
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