大阪文化服装学院 梅田・エストと販促で連携 コーデ作品の人気投票も

2025/06/19 17:30 更新NEW!


学生がエストに入居する店舗の協力を得て5テーマ、15のコーディネートを制作した

 大阪文化服装学院(OIF)は、大阪・梅田のSC、エスト(運営はJR西日本大阪開発)と産学連携し、販売促進プロジェクトに取り組んでいる。学生が梅田エリアのトレンドリサーチをもとに、同施設内の多数店舗の協力によってコーディネート作品を制作。6月30日まで、JR西日本グループ公式アプリ「WESPO」(ウエスポ)で、15スタイルの人気投票を実施している。

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 ファッション・ビジネス学科2年生18人がリサーチの分析結果や感性を生かし、「スポーティストリート」「きれいめガーリー」「ラフモード」「ヘルシーフェミニン」「ナチュラルガーリー」の5テーマでコーディネートを制作した。キュアリス、フェニックス、パル、マークスタイラーの4社・14店が協力して実現した。

「スポーティストリート」のコーディネート
「きれいめガーリー」のコーディネート

 アプリ上の人気投票では、コーディネート画像だけでなく、活用したブランドやアイテムの価格も紹介している。7月上旬にエストが今回の取り組みを振り返り、成果分析についての講義をする。

 エストは20~34歳女性を主力ターゲットに、近隣施設にない個性的な商品を揃える店を誘致する戦略を推進。OIF学生のターゲット層に近い感性、個性的なコーディネート提案力、トレンドを読み解くマーケティング力が有効なことから、初めて産学連携に取り組んだ。

 OIF側も学生がマーケティング、編集、広報のスキルを総合的に学び、ビッグデータに基づいたマーケティング手法を体験できる機会になると期待している。



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