韓国ECプラットフォーム「ヌグ」が名古屋に限定店を開設 夏以降に常設店も

2022/04/13 06:29 更新


JR名古屋高島屋店のイメージ

 メディケアラブス(韓国・ソウル)の、インフルエンサーが手掛けるファッション・ビューティー・ライフスタイルブランドを集めたECプラットフォーム「nugu」(ヌグ)は今春、日本の大都市での期間限定店開設を積極的に進めている。

【関連記事】韓国ECプラットフォーム、日本進出相次ぐ インフルエンサーを起点に

 4月13~19日に、今春三つ目の期間限定店をJR名古屋高島屋3階に開く。東海地方初となる。春物新商品のほか、初の自社ファッションブランド「MYRTLE」、ヌグに出店している韓国人気ショッピングモールの商品などを販売する。

 今春は3月中旬に伊勢丹新宿本店、3月下旬~4月上旬に阪急うめだ本店に、それぞれ1週間ずつ期間限定店を出した。1日の最高売上高は、伊勢丹新宿本店が200万円、阪急うめだ本店は220万円となった。

阪急うめだ本店での期間限定店は、21年秋以来、2度目の出店だった

 今後も日本では実店舗を通じて消費者との接点を増やしていく予定だ。出店先は検討中だが、7~12月には、常設1号店の出店も計画している。

 ヌグは19年9月にスタート、20年10月にリニューアルして以来、着実に成長している。主に日本人のインフルエンサーと契約している。インフルエンサーが自身のブランドで販売したいと思う服のイメージをメッセージアプリやビデオ通話ツールで共有してもらい、その画像を参考に同社のMDが東大門市場で商品を選定・販売するという仕組み。

 22年3月時点の公式インスタグラムのフォロワー数は33万超。22年は年商60億円を目指している。

関連キーワードデジタルニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事