ニューン(東京)が運営する身長150センチ前後の小柄な大人女性に向けたDtoC(メーカー直販)ブランド「エストラータ」は、デビューコレクションの22年春物で「着るだけで背筋が伸びるような知的な服」を提案する。「小柄な女性はフェミニンな服しか似合わない」という思い込みをなくし、クリーンでモードなエッセンスを色やディテールに落とし込んだ。
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ダブルブレストのジャケット(税込み2万3100円)は、ボックスシルエットでマニッシュな雰囲気。袖まくりをした際に見えるパイピングと裏地の配色がポイントで、「取引先へも自信を持って着ていける一枚」をイメージした。
クロシェカーディガンとキャミソールドレスのセット(1万9250円)は、大人らしい肌見せを意識したもの。背中が大きく開いたデザインのドレスを、目の粗いカーディガンから透かし、ヘルシーな色っぽさを漂わせる。
トレンチコート(2万6950円)は定番のベージュに加え、光沢のあるグレーとカーキのラインナップ。後者はビンテージ風のナイロン100%の生地で、光の加減で色の見え方が異なる。モードなひとくせが利いている。また、ウエストベルトの位置を高めたりアンブレラヨークを短めにしたりと、小柄な女性がスタイルアップして見えるようにもこだわっている。
ほか、薄い肩パッド入りのジレや、ややマーメイド気味にシルエットを絞ったIラインスカート、ベイカーパンツなど全部で11型。同社「コヒナ」のオンラインストアで販売している。