三井不動産は、NTT都市開発、公共建物、第一生命保険、帝国ホテルなど10社と「内幸町一丁目街区におけるまちづくり方針」について合意し、同街区及び周辺エリア全体の価値向上を目指して各種関係機関と協議を進める。
内幸町一丁目街区と有楽町一丁目街区で構成する日比谷・内幸町エリアでは11年に「日比谷まちづくり基本構想」を策定。同街区は19年に国家戦略特別区域会議で東京都の都市再生プロジェクトに位置づけられている。
まちづくりの主な方針としては①駅・まち・公園一体の都市基盤整備による開かれた街区の形成②最先端技術などを活用した国際ビジネス交流拠点の整備③高度防災・環境都市づくりを挙げている。
また、三井不動産は同時に帝国ホテルとの基本合意書を締結。帝国ホテルが所有する「帝国ホテルタワー」の土地を同社が一部取得し、共同で再開発を推進するという。