プラダ財団、ミラノにアートの新施設

2015/05/21 06:32 更新


 伊プラダ財団は9日、ミラノにアート作品の展示を目的とした常設施設をオープンした。ミラノ南部のラルゴ・イザルコを拠点にした大型施設で、総面積は1万9000平方㍍。1910年代に建てられた蒸留所を生かして、新しい施設を設計した。レム・コールハース率いる建築設計事務所OMAが設計を担当した。

 新施設は、七つの既存の建物と三つの新しい建物を連結した作りになっており、建築の保存と新たな創造という二つの条件が共存している。既存の建物では、蒸留所のなかにある倉庫や貯水槽などが利用されており、各パートでさまざまな展示を行っている。

 新しい建物にはポディウム、シネマ、タワーという三つのパートがある。ポディウムで開催中の「Serial Classic(連続する古典)」展(8月24日まで)では、ギリシャ美術に敬意を表した大量生産の流通の重要性などを探る。同展は、既存のベネチアの施設と連携して展示を行っている。シネマでは「ロマン・ポランスキー:マイ・インスピレーションズ」と題したプロジェクトなどを行っている。タワーは現在工事中。

 プラダ財団は93年に、現代アートの展示や建築、映画、哲学に関するプロジェクトを通じて現代を分析する機関としてスタート。展示プログラムは、理事長のミウッチャ・プラダやパトリッツィオ・ベルテッリなど評議会メンバーの議論によって決められている。


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