「ミキオサカベ」(坂部三樹郎)は東京・ラフォーレミュージアム原宿で27年春夏のショーを行った。テーマは「Cheers!」。ショッピングモールで開催される水着ショーをイメージし、日本独特のファンシーな装いを変化のあるバランスで見せた。
カギとなるのは、造形的なエアインソールを使ったフットウェア。サブカル感のある柄をプリントしたビキニ姿に、現代女性のアクティブさやポップな感覚を融合する。ソールが極端に湾曲したり、アッパーにフリンジが揺れる鼻緒が付いていたり、装飾性に富んでサブカル感はマシマシ。

モールに集まる中高生のようなスタイルには、坂部らしい構築的な変化を交える。制服風のジャケットはパディングやギャザーのディテールを加えてショルダーラインを柔らかに強調する。足元はエアソールのヒールが付いたウェスタンブーツやエアソールを挟んだユニットソールのメリージェーン。ガーリーなスタイルをさっそうと見せた。


(須田渉美)
