隙間時間に働きたい個人と人手不足に悩む店をオンラインでつなげるサービスを行うメッシュウェル（東京、窪田光平社長CEO＝最高経営責任者）は、パルコの販売強化支援パートナーとして、11月下旬に開業予定の渋谷パルコにサービスを提供することになった。新生パルコ渋谷店が、自らの売り場でサービス利用するほか、テナントへもサービスを案内する。パルコの他施設が同サービスを採用する可能性もある。
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メッシュウェルは、今年1月にサービスを開始し、6月までに累計約300件をマッチング。タレントと呼ぶスポットで働く販売員の総売り上げは1900万円、平均で7万円近くと高水準。採用実績企業は、トゥモローランドやデイトナ・インターナショナル、エストネーションなど約40社。
自社運営の「ガイザーパルコ」や期間限定店など、10以上ある可変の売り場の販売要員の仲介をする方向だが、契約の詳細はこれから詰める。パルコは人手不足のテナントにもメッシュウェルのサービスを案内し、テナント売り上げを下支えする。
泉水隆パルコ常務執行役は、「従来の人材派遣と異なり、隙間の短時間に元販売員が応援に入るサービスはテナントのニーズにマッチする。他のパルコでもサービス導入を検討したい」とコメントしている。
