高級ブランドに「関心がない」は男性5割弱、女性約35% マイボイスコム調査

2025/01/14 18:00 更新NEW!


 伊藤忠グループでインターネット調査サービスなどを提供するマイボイスコム(東京)は、高級ブランドに関する調査(24年12月1~7日、回答数9188人)をインターネットで行った。今回で7回目。高級ブランド品について「関心がない」は男性5割弱、女性は約35%だった。「憧れがある」「所有することで気持ちが引き締まる、自信につながる」は各1割強で、女性の若年層でその傾向が強かった。

 高級ブランドの製品を所有している人は46%で、女性の50~70代では6割を超える。所有しているブランド(複数回答)は、「コーチ」「バーバリー」「ルイ・ヴィトン」「グッチ」がそれぞれ10%台で上位。男女別に上位ブランドをみると、男性はバーバリー、コーチ、ルイ・ヴィトン、「ダンヒル」、グッチなど。女性はコーチ、ルイ・ヴィトン、グッチ、「ティファニー」「シャネル」など。

 また、所有しているアイテム(複数回答)は、バッグ類、財布が5~6割、ファッション小物が36.1%、時計、ファッション衣類、香水・化粧品などがそれぞれ20%台だった。

 所有している物の中でお気に入りブランド(複数回答)は、ルイ・ヴィトン、コーチ、バーバリー、グッチなどが上位。男性ではバーバリー、ルイ・ヴィトン、「ロレックス」、コーチ、ダンヒルなど。女性はコーチ、ルイ・ヴィトン、グッチ、「エルメス」、ティファニーなどが上位に入った。

 直近3年以内に購入した場所(複数回答)は、「百貨店内にある、ブランド直営の店舗」が28.1%、「アウトレットショップ」「ブランド直営の路面店」「海外にある店舗」がそれぞれ10%台。高級ブランド品を「半年に1回以上購入する層」では、「百貨店内にある、ブランド直営の店舗」「ブランド直営の路面店」「ショッピングセンターや駅ビルなどにある、ブランド直営の店舗」が上位3位とブランド直営店の比率が高くなっている。

 高級ブランド品を所有することや身に着けることについてどのように思うか(複数回答)では、「関心がない」が43.1%で、男性では5割弱、女性は約35%となった。「憧れがある」「所有することで気持ちが引き締まる、自信につながる」はそれぞれ1割強、女性の若年層でその傾向が高かった。また、10代、20代の女性では「憧れがある」が3割弱で、「関心がない」を上回って最も多かった。



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