「リトルサニーバイト」が10周年イベント YOPPYの好きを詰め込んで

2024/05/28 11:00 更新


ラストルックを飾ったモデルは、巨大なくまを引きずりながらリズミカルに歩いた

 デザイナーのYOPPYが手掛ける「リトルサニーバイト」は、ブランド10周年を記念したイベントを東京・原宿で開いた。ランウェーショーのほか、レセプションパーティーとゲストによるライブパフォーマンスを行い、YOPPYと親交のあるセレブリティーら600人が来場した。

 同ブランドは、ユニセックスで着られるカジュアルとラブリーの両極端のテイストを取り入れたコレクションが特徴。ショーではブランドらしい甘辛ミックスのスタイルが揃った。小花柄のミニドレスやクマのパーカにダメージの利いたぼろぼろのジーンズ、ロックなフォトプリントTシャツに力の抜けたタッチのバラ柄のパンツ。幼い子が描いたようなお絵かきを総柄プリントしたパーカもあどけなくて可愛らしい。

 「いくつになっても自分の好きなものを自分らしく表現して、幸せな気持ちになってほしい」との思いを込め、YOPPYの「好き」を詰め込んだコレクションとなった。

 フィナーレはシンガーソングライターのユカリ・アンド・ザ・ヴァレンタインさんが登場。コロナ禍に「みんなが元気になる曲を作ってくれないか」とYOPPYが持ち掛けて制作したという「WHO CARES」の生歌を背景に、モデルたちが気ままに飛び跳ね、踊るなど明るく締めくくった。

節目を祝い、明るく締めくくったフィナーレ

 ショー終了後は、オリジナルのフィンガーフードなどを振る舞い、シンガーソングライターのMINA・OKABEさんと矢井田瞳さんのライブパフォーマンスでさらに盛り上げた。

(松本寧音)



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