レディス 冬のダウンコート 軽さ、柔らかさが売り

2017/06/08 04:05 更新


 冬のレディスダウンコートは、ベーシックタイプや価格競争のゾーンを避けて、独自にこだわった部分を強調する企画、売り方が主流になっている。キャリアやミセス向けで目立つのは、軽くて柔らかなストレッチダウン。昨年のヒットを受けて、バージョンアップして今年も仕込んでいる。

(赤間りか)


レ・ラリック

 セラビの「レ・ラリック」のストレッチダウンコートは、3型で2500着以上受注した。昨年完売して、今年も応え切れないほど取引先からの要望が強かった。その軽さや着心地の良さは、ぱっと見では分からないが、バイヤー自身が気に入って店で客に「とにかく着てみて」とすすめたくなるというのがポイント。3型ともフェミニンテイストで、北海道や東北の店からの要望で今年はフード付きも作った。5万9000円、6万5000円、6万9000円。ほかに、ラムレザーのダウン、レッキスファーと切り替えたタイプなどもある。

レ・ラリック

◆エムズグレィシー

 エムズグレィシーの「エムズグレィシー」も昨年ストレッチダウンコートがヒットし、足りなかった。今年はレッキスファーでトリミングしたフード付きで、10月から販売する。このブランドらしい大きめリボンベルトや、ウエストのダーツがアクセントになっている。6万3000円。ツイードのライナーとセットになったスリーウェータイプもある。

エムズグレィシー



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