デニム大手のカイハラ 幅広い分野へ用途開拓 円安、コスト増で22年度は赤字

2023/04/25 07:58 更新有料会員限定


 デニム大手のカイハラは、さらなる用途開発を進めており、安定操業による収益改善を図る。23年2月期は減収減益となったが、今年に入り海外出張を再開するなど営業活動を活発化、巻き返しを狙う。産地との連携や、人材確保の観点からも消費者への認知拡大を強めている。

(三冨裕騎)

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 23年2月期は若干の減収減益で、純損益は赤字となった。綿花価格の高騰や円安など急速なコストアップが響いた。

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