「ジョンスメドレー」19春夏 日本独自の企画をスタート

2018/08/16 11:00 更新


 今春、メルローズ傘下に入ったリーミルズエージェンシーは、輸入販売する英国製のニットウェア「ジョンスメドレー」の19年春夏向けで、本国と提携して日本独自のラインナップを立ち上げた。日本のファッションスタイルに取り入れやすいパターンやディテールを反映した英国製ニットウェアの日本企画となる。

 レディスウェアは、襟を抜いてドロップショルダーにしたプルオーバーや30ゲージ のリブニット(3万6000円)など、シーアイランドコットンの滑らかな肌触りを生かしつつ、シルエット変化に富んだ20型近くを扱う。メンズは、開襟シャツや24ゲージ のTシャツ(2万6000円)など、ストリートっぽさも加わった普段着を5、6型企画する。

 このほかにブランドビジネスの強化に向けて、直営店専用のショップスペシャルラインに取り組む。英国の工場はニットの設備のみなので、日本の縫製工場で生産する布帛のアイテムをユニセックスで揃え、トータルコーディネート提案に力を入れる考え。

 日本人のデザイナーが企画しており、表面変化のあるリネンを使ったスカート風パンツ(3万6000円)など、シンプルながらも上質な素材でクオリティーの良さを感じさせるワードローブを揃えた。英国らしさを大事にして、シャツ(2万5000円から)は全て、英「トーマスメイソン」の生地を使う。

 細番のタイプライターを使ったトレンチコート(8万円前後)や天然素材を使ったメンズのセットアップ(10万~11万円程度)など、それぞれ20型近くを予定している。直営店は現在、国内で5店を運営している。

30ゲージのリブニットなど今までになかった生地も使った


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