ジーンズメイト新コンセプト店「jM」 女性の集客狙う

2018/01/31 04:27 更新


 ジーンズメイトは26日、「ジーンズメイト」モリシア津田沼店を改装し、コーディネート提案を強めた新コンセプト店に刷新した。改装を機に店名を「jM」(ジェイエム)に変更した。「ジーンズメイトは良くも悪くも男性的な印象が強い。これを払拭(ふっしょく)し、女性の集客を強化したい」(三好秀樹執行役員営業本部本部長)考えだ。

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 元々ジーンズメイト業態の中でも購買客に占める女性の比率が高い店で、5~6割を占めていたため、改装に踏み切った。ライザップグループに加入して以降、オリジナルのレディスを強化しており、商品の種類やMDが整ってきたため、コーディネート提案を強めた。

 これまでは単品買いが多かったが、「今はジーンズメイトの服だけで1週間、毎日違うコーディネートを組める。ファッションを選ぶ楽しさを提案し、セット買いにつなげたい」とする。店頭には7体の女性マネキンを設置。1週間分の日替わりコーディネートを打ち出す。

 同社とともにライザップグループに加わっている雑貨専門店パスポートの商品を初めて本格導入した。バッグやアクセサリー、ミニチュア家具などを揃えている。売り場面積は約255平方メートル。店頭在庫量を従来の半分に減らすと同時に、低めの什器に変更することで、店内を見渡しやすくしたほか、ベビーカーを考慮し通路幅も広げた。

 外観や内装のかわいらしさも重視し、爽やかな青と白を基調にした。試着室の壁紙やフロアマットも女性向けのものにした。

 同店の初年度売り上げ目標は改装前の20%増。客単価は4000円を想定する。2月2日にもココリア多摩センター店を同様に改装する。新コンセプト2店の動向次第で、女性客比率の高い店の改装を進める。

開店初日の売り上げは、予算比大幅増を達成。狙い通り、女性の来店が多かった
初めて本格導入したパスポートの雑貨群
男性的なイメージの払拭を狙う
店頭で訴求する週間コーディネート



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