ボタンメーカーのアイリスが4年ぶりの総合展示会　トレンドボタンや新バックルを訴求

秋冬トレンドに合ったボタンを紹介

　ボタンメーカーのアイリスが4年ぶりの総合展示会を自社営業所で開催している。コロナ禍で発表機会を失っていた製品や技術を広く発信する狙いで服飾専門学生などの来場予約も受け付けている。東京は5月24日まで実施、「評判が良かった」ため6月5～30日の期間で追加開催を決めた。大阪では6月29日まで開いている。

（藤川友樹）

【関連記事】《どう作るどう売る》アクセサリー　アイリスのデザイナー渡邉真理さん、藤田侑子さん　ボタンの表情とパーツの相性を考えて

　創業から77年間の歩みや培ってきた技術をアピールするパネル展示や、23～24年秋冬のファッショントレンドに沿ったボタンのほか、サステイナブル（持続可能）や機能性などカテゴリーごとにアイテムを集積。コロナ下で新規事業として開発したアクセサリーブランド「カラネア」など、服飾副資材以外のアイテムも複数紹介している。