阪急メンズ東京 靴作りの若手を支援する卒業作品展

2023/03/24 06:27 更新


ハンドソーンのトラッドシューズ、造形に富んだシューズなど若い作り手の意欲を高めるきっかけに

 阪急メンズ東京は、5階の紳士靴フロアで3月28日まで行っているシューズフェアの一環で、靴作りを学んだ学生による卒業作品展示企画「シューズアカデミー」をビスポークサロンで開催している。日本皮革製品メンテナンス協会が協賛し、参加するのは東京都立城東職業能力開発センター台東分校、ヒコ・みづのジュエリーカレッジ、文化服装学院、エスペランサ靴学院、大阪府立西成高校靴作り部の5校。

大阪府立西成高校で昨年発足した靴作り部からは2人が力作を出展した
ユニークな発想で素材を生かした作品も

 卒業作品の展示は初めてで、「以前から靴作りをする若手を応援する取り組みができたらと考えるなか、専門学校の先生との縁があって実現できた」と企画に携わるアシスタントバイヤーの瀧本侑生さんは話す。作品を展示するほか、22日から日替わりで、独立して自分のブランドを運営する若手を紹介するスペースも設けた。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事