グラミー賞の公式ギフトラウンジに日本の企業

2018/02/06 10:59 更新


 米国の音楽賞、グラミー賞が第60回を記念し、15年ぶりにニューヨークで開催された。そのグラミー賞にノミネートされたミュージシャン、プレゼンター、VIPなど約150人の限定された客のみが招待され、商品を贈呈されるのが公式ギフトラウンジ。新製品の発表や米国でのディストリビューター探しの場としても活用されており、10社が出展した。

 ブランド開発企業の日本のMTG(名古屋市)は、同社が出資するイギリスのマクレアと共に、テクノロジーを搭載した指輪を披露した。かざすだけでキャッシュレス決済やドアの開閉が可能になる、セラミック製のシンプルな指輪だ。アメリカ、イギリス、オーストラリアで今後順次発売し、日本では今秋発売を予定している。

 ドイツのラグジュアリー・コスチュームジュエリーブランドの「グロッセ」は、ブランド創立111周年を記念したメンズの新ブランド「アインスバイグロッセ」を初めて披露した。シルバーにプラチナをコーティングした、黒ずむことなく輝き続けるネックレスだ。また、福岡県のシックスセンスラボは、アメリカではまだ販売されていないサプリメントを展示した。

(ニューヨーク=杉本佳子通信員)

MTGとマクレアのブース(マクレア提供) 


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