岐阜県既製服縫製工業組合(野呂誠理事長)は、「第44回岐阜県職業能力開発促進大会」(主催は岐阜県と岐阜県職業能力開発協会)で、組合員が岐阜県知事表彰の「卓越した技能者」に3年連続で選ばれた。
選ばれたのは、岐阜県関市の縫製業ゴトーホーセー社長の後藤尚之さん。後藤さんは、21年に厚生労働省の「ものづくりマイスター」の認定を受けた。今回の表彰では、「衣服の製造工として40年以上職務に励み、立体造形技能や、長年培ってきた婦人フォーマルの仕立て技能に優れている」とし、さらに「衣服を美しく仕上げるため、最新のパターンや素材の研究を続けている」と評された。
後藤さんは「プレッシャーもあるが、先輩方に負けないように頑張っていきたい。今後は後進の育成にも貢献したい」と話した。