学研ホールディングスの事業会社で総合出版社のGakken(東京)のグローバルコンテンツビジネス事業本部ライセンスIPビジネス事業室ライセンスチームが進めるライセンス事業は、〝学び〟を軸とするコンテンツを拡大する。
同チームは「学研の辞典」のライセンスアウトを新たに開始した。昨年10月には「ビームスミニ」と組み、〝すし詰め〟〝桃栗三年柿八年〟〝一富士二鷹三茄子〟などのことわざを題材に、文章とグラフィックをプリントした「ことわざ・慣用句Tシャツ」を発売。
「スリーコインズ」では昨年10月、「お土産でコミュニケーション」をコンセプトにした「オミヤゲーション」でインバウンド需要を念頭に四文字熟語をテーマとした商品群を出した。マグカップ、風呂敷などのアイテムには四文字熟語と英語表記で言葉の意味をプリントし、日本の言葉の大切な意味を伝えた。

体験型の新たな取り組みも広がっている。『学研の図鑑LIVE』シリーズと協業した探索アトラクション施設「いきものレスキュー キミだけ図鑑」を運営するソユー(秋田市)が、2カ所目を昨年10月8日にイオンモール仙台上杉に開設。併設して『学研の科学』との協業施設「体験型科学パーク・あそぶんだラボ」を開いた。施設では、身の回りの「不思議」をテーマに、10種類以上の科学遊びを楽しめる。
Gakkenは25年11月27日、新刊『学研の図鑑LIVE・エクストリーム』を発売した。有隣堂のユーチューブチャンネル「有隣堂しか知らない世界」での即売会では、10分37秒で4000冊が完売する大反響を得た。
Gakkenは16年、「学研の持つ知的財産(IP)を生かしたライセンス事業を強化する」ために、ライセンスチームを立ち上げた。「今年は学びを軸にGakkenらしいコンテンツをさらに拡大したい」(小田麻子シニアプロデューサー)と語る。
