《FB用語解説》物流の2024年問題 時間外労働の制限が強化

2021/10/18 06:23 更新


 19年春の「働き方改革関連法」改正で、時間外労働の上限が制限された。ただ、自動車運転業務などは5年間の猶予措置が取られ、24年からの適用となる。以降は、労使間で協定を結んだ上で、年間上限が960時間に制限。適用後も、一般労働者の上限720時間と比べ240時間も多いため、将来的にはさらなる制限が予想される。EC物流の増加、ドライバー不足や高齢化を背景に、繊維・アパレル業界も集荷・配達に苦慮することが増えているが、24年以降はもう一段の配送スケジュールのタイト化、物流コストの増加が懸念される。



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