フラップなどを縫うパターンシーマー、ポケットを付けるポケットセッター、ベルトのループ付けなど、部分工程の自動化は普及しており、カーシートなど一部ではロボット化も進む。ただ、曲線などが多く素材が多様な大半の衣料に関しては、今のところ自動化は難しい。昨年米国で完全自動化縫製ロボットの開発が報道されたが、現状の精度は未知数とされる。縫製の自動化よりも、インクジェットプリント、自動裁断機、ミシンなどを自動搬送でつなぐ省力化ラインの開発が先行すると見られている。
《FB用語解説》縫製の自動化 部分工程の自動化は普及
2018/03/06 04:00 更新