商業施設開発の仏・イモシャンは、中国の大連万達集団と共同でパリ郊外に総面積80万平方メートルのレジャー、文化、商業の複合施設「ヨーロッパシティ」を開発する。開業はオリンピックが開催される24年の予定。
ヨーロッパシティはパリ北東部のシャルル・ドゴール空港に隣接し、現在計画されている地下鉄の延伸によってパリ市内から約25分、空港からは7分の場所に建設される。カルチャー施設が5万平方㍍、商業施設が23万平方メートル、飲食が2万平方メートルのほか、ホテルやオフィスなど2000室を計画している。
そのほか、室内型テーマパークや公園、娯楽施設に加えて、レストランに供給する野菜を栽培する7万平方メートルの農場「アーバン・ファーム」も設ける。イモシャンは世界12カ国に約400の商業施設を運営している。大連万達集団は商業施設「ワンダ・プラザ」などを運営する。