繊研新聞社は、業界の健全な発展に寄与するために「繊研サステイナブルコミュニティー」を設立しました。今回、駐日欧州連合代表部と繊研新聞社「繊研サステイナブルコミュニティ―」との共催で、「持続可能な循環型繊維製品のためのEU戦略」をテーマにセミナーを実施いたします。EU環境対策機関幹部が登壇し、欧州連合の繊維分野におけるサステイナブル戦略を語ります。講演後には質疑応答の時間も設けております。この機会に是非ご参加下さい。
主催:駐日欧州連合代表部
共催 : 繊研新聞社(繊研サステイナブルコニュニティー)
セミナー概要
【テーマ】
「持続可能な循環型繊維製品のためのEU戦略」- EU循環経済行動計画の重要な要素
【概要】
欧州委員会環境総局のショーマッカー局長が、2022年3月に採択された「持続可能な循環型繊維製品のためのEU戦略」について説明します。この戦略の主な目的は、繊維セクターの環境フットプリントと社会的影響の低減にあります。繊維製品のデザイン、製造、消費、リサイクルのあり方に取り組むことで、繊維製品のライフサイクル全体に関する制度の設計と対策を提案しています。
ファストファッションを「流行遅れ(out of fashion)」にすることを目指し、ショーマッカー局長より、より持続可能で循環型の繊維製品エコシステムへの移行を加速させるために欧州委員会が承認した施策についてお話いただきます。
【スピーカー】
アストリッド・ショーマッカ―欧州委員会環境総局グリーン外交・多国間主義局局長
欧州委員会環境総局グリーン外交・多国間主義局局長。現職で2030アジェンダおよび持続可能な開発目標(SDGs)と環境政策の整合性を初め、国際関係、経済分析、国際資源効率、より良い規制、環境政策戦略を担当。1992年に欧州委員会に入局。本部勤務を経て、米国ワシントンの欧州委員会代表部に赴任するなど、EU・米国関係を担当する対外関係部門で様々な職務を経験。ブリュッセルに帰任後には、日・EU関係、その後、アンデス共同体との関係を担当。2004年、環境総局に異動となり、二者間・多国間関係、化学物質、海洋・水ビジネスなど幅広い課題に関する取り組みにおいて主導的な役割を果たした他、近年は、戦略、全体調整・連絡を担当。2016年7月より現職。
【日時】
2024年2月6日(火)15時30分~16時30分
【場所】
駐日欧州連合代表部・会議室(東京都港区南麻布4-6-28 ヨーロッパハウス)
※同時通訳あり。オンライン配信はございません。
【参加費】
無料(定員先着50名まで)
【タイムテーブル】
15:15 | 開場 |
15:30-15:35 | ネヴェナ・マテエヴァ駐日欧州連合代表部一等書記官による冒頭挨拶 |
15:35-15:40 | 北川民夫繊研新聞社編集部記者兼「繊研サステイナブルコミュニティ―」リーダーによる挨拶 |
15:40-16:05 | アストリッド・ショーマッカー欧州委員会環境総局グリーン外交・多国間主義局長による「 EU循環経済行動計画」と「EU繊維戦略」に関する講演 |
16:05-16:15 | 北川民夫繊研新聞社編集部記者「日本の繊維・ファッション業界のサステイナブル対応の現状と課題」に関する講演 |
16:15-16:30 | 質疑応答 |
【申込締め切り日】
2024年2月4日(日)23:59まで
お問い合わせ先
繊研新聞社
サステイナブルコミュニティー事務局