リユース・リサイクル事業を手掛けるエコミット(鹿児島県薩摩川内市、川野輝之代表取締役CEO=最高経営責任者)と伊藤忠商事が連携する繊維製品の回収サービス「ウェア・トゥ・ファッション」が急速に広がりそうだ。「衣料品を回収し、資源を循環させて廃棄を減らす取り組みに非常に関心が高い」と様々なブランドや小売り、商業施設などと話し込みを進め、年内には店頭回収拠点が1000店に広がる見通し。
(高田淳史)
両社が業務提携を発表したのが今年4月。サザビーグループの「エストネーションセントラル」といった有力ブランドや三菱地所の丸の内や大手町など東京駅中心に13カ所で回収に協力するなど取り組みが広がっている。今後さらに協力企業を増やし、2000、3000と回収店舗を増やす構え。回収量は24年度で年間6000トンを目指す。