フードマーケット「イータリー」 パリ1号店オープン

2019/04/18 06:25 更新


 【パリ=松井孝予通信員】伊トリノ発祥のフードマーケット「イータリー」のパリ1号店が、4区サン・クロワ・ド・ラ・ブルトヌリ通りにオープンした。仏ギャラリー・ラファイエットグループ(GL)が仏におけるイータリーの独占フランチャイズ権を取得。マレ店はGLとイータリーが50%ずつ出資した。GLはマレ地区活性化を目的に、イータリーと隣接する傘下百貨店BHVの改装と「グッチ」をはじめとするラグジュアリーのメンズブティックを開設。イータリーの向かいに昨年、現代アートのための財団ラファイエット・アンティシパションを創設した。

 GLとBHVの社長を兼務するニコラ・ウゼ氏は、「マレに活力を与える。商業、アートとの相乗効果で新しい客が増えるだろう」と話す。イータリーは3フロア2500平方メートル。扱いブランドの80%が仏初。

イータリーのパリ・マレ店


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