エフォートレスなヴァン・ノッテン

2015/03/06 13:39 更新


《15~16年秋冬パリ・コレクション》ルレックスやビジューの光沢 

 【パリ=小笠原拓郎、青木規子】15~16年秋冬パリ・コレクションで、強い輝きをポイントにしたグリッタースタイルが広がっている。ルレックスを織り込んだジャカードやレースに、スパンコール刺繍やビジュー飾り。繊細な光沢ではなく、ぎらっとした強い輝きが今シーズンの特徴だ。さまざまな輝きのテクスチャーミックスも増えている。

 ドリス・ヴァン・ノッテンは、得意のテイストミックスで独自の世界を作る。マッシブ・アタックのエリザベス・フレーザー、ブロンディ、ケイト・ブッシュ、ビョークといった女性アーティストのアカペラをミックスした音を背景に、「折衷主義から生まれる得意なスタイル」を見せた。さまざまなジャカードとシノワズリ柄が重なり、ミリタリークロスにルレックスやシフォンが組み合わされる。

ファーにコーデュロイ、コットンチノにキルティング、膨れジャカード、素材のバリエーションとそのミックスセンスの巧みさが光る。スタイルのキーとなるのは、アシンメトリーのぺプラムディテールと、ウエストで巻きつけてバックに流すスカートアイテム。

パンツスタイルの上から、そのバックドレープのスカートを流すだけで、一気に厳かでエレガントなスタイルに変化する。襟元にはフェザーでできたコサージュのアクセサリー。いくつもの要素をミックスすることで、軽やかにスタイルを飛び越えるノンシャラン(飾らない)でエフォートレスな気分がにじみ出てくる。

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(写真=大原広和)

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