【知・トレンド】データを読み解く SDGsへの関心
花王の生活者研究センターの調査によると、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標のうち、「関心がある」と答えた割合が50%を超えた目標は12あった。
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最も多かったのは「気候変動に具体的な対策を」(67%)で、次いで「飢餓をゼロに」(65%)、「海の豊かさを守ろう」(65%)、「貧困をなくそう」(64%)、「安全な水とトイレを世界中に」(62%)と続き、環境や人道的な目標への関心の高さが分かった。
一方、「ジェンダー平等を実現しよう」(35%)、「産業と技術革新の基盤をつくろう」(16%)、「パートナーシップで目標を達成しよう」(16%)などへの関心は薄かった。また、「今後貢献したい」との回答が50%を超えた目標はなかった。「自分の負担になるような貢献は無理」「何をすれば貢献できるかわからない」など戸惑いの声もあった。
■SDGsの各目標への関心と貢献意識 首都圏在住20~70代既婚女性370人が対象(18年実施)