女性管理職の割合 18年より上昇し過去最高の7.7%

2019/08/26 06:26 更新


【知・トレンド】《データを読み解く》女性管理職の割合 過去最高の7.7%

 帝国データバンクの調査によると、自社の管理職(課長担当職以上)に占める女性の割合は平均7.7%と、18年より0.5ポイント上昇し、過去最高を更新した。一方、「0%(全員男性)」の企業は46.7%と半数近くに上った。

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 女性管理職の割合は、業界別では「小売り」「不動産」「サービス」で高く、「建設」「運輸・倉庫」「製造」などが低い傾向にあった。特に「小売り」は女性従業員割合が平均37.8%、女性管理職の割合は平均13.9%となっており、他の業界より女性の活躍が突出している。

 女性の活躍促進に重要なことは、「妊娠・出産・子育て支援の充実」が60.5%でトップ(複数回答)。次いで、待機児童や保育士不足の解消などの「保育サービスの充実」(59.0%)、育休復帰支援など「仕事と子育ての両立支援」(58.4%)、長時間労働の削減などの「働き方の改革」(50.2%)が5割超で続いた。

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