ECでの梱包資材 利用の判断基準に「しない」が6割

2021/04/19 06:28 更新


 ネオマーケティングの調査によると、ECを利用する際に梱包(こんぽう)資材を判断基準とするかどうかは、「しない」が6割強を占めた。「する」派では、「片付けが楽かどうか」が最多だったが、「梱包のおしゃれさを判断基準とする」人が2.2%だった以外は、ほぼ10%台でわずかの差となった。

 梱包への必要性と印象度を問う質問で、最も多くの票を集めたのは環境に配慮した梱包だった。「ゴミが増えないよう、簡易的な梱包資材が使用されている」「環境に配慮した梱包資材が使用されている」は、必要性・好印象の両軸において共に約9割を獲得した。一方、「単に消費・使用する通常商品」であっても、商品を傷めないよう「多くの緩衝材が使用されている」「商品よりもかなり大きな梱包資材が使用されている」という過剰包装につながることに対しても、約5割以上が必要・好印象とポジティブに捉えている人がやや多かった。

■ECサイトの梱包から配送に関する調査 20~69歳の男女で3カ月に1回以上ECで買い物する1000人が対象



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