コロネットは、インポーターという基本的なスタンスを軸にして新たな取り組みに積極的だ。今、精力的に発信しているのは、「チカキサダ」をデザインする幾佐田千佳による「ミラ・ショーン」のスペシャルコレクション。同社が長年販売しているミラノの伝統的なブランドを、今を生きる日本人デザイナーの視点でデザインし、新たなスタイルを発信する。この取り組みを皮切りに、次のビジネスビジョンも進行中だ。
(青木規子)
僕の世代は若い頃は、DCブームがありました。80年代、90年代の日本のファッションシーンは様々なトレンドが盛り上がっていたし、ジャパンブランドにも勢いがありました。今、若い人たちにとってファッション業界は魅力的に映っていない面もあるようですが、改めて活性化していきたいし、ジャパンブランドの今後に貢献したい。インポーターの立ち位置と、このアイデアに接点はないかと考えていました。
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