ファイブフォックスは主力ブランド「コムサイズム」の今春夏物で、レディスは麻使いやブラウス、ボトムを拡充し、メンズではスーツの上下を別売りとするなどで新規需要を掘り起こす。
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レディスでは麻素材の単品を強化する。これまでは4月だけの展開だったが5月まで継続して投入する。フレンチリネンのニット、布帛のトップはオレンジのような明るい色を含めてカラーバリエーションを広げる。また、しわになりにくくするため背部をニットにしたブラウスなど素材を切り替えた企画も取り入れる。ブラウスはオパール加工やレースなどと刺繍の組み合わせなど透け感をポイントに企画の幅を広げる。
ボトムはパンツを中心に売り上げが伸びているため、7~11号の3サイズから5~13号の5サイズに増やす。
メンズではスーツを上下別売りとし、異なるサイズ、色、素材を組み合わせることができるようにした。スーツの基本価格は2万8000円だったが、ジャケットは1万9000円、パンツは9800円とする。ただ、1万9800円のスーツは引き続きセット販売とする。
また昨秋販売したウォッシャブル素材使いの一重のジャケットとパンツを5月に本格的に販売する。ポリエステル100%で、軽量、しわになりにくく、光沢感を抑えたのが特徴。手薄だった5月以降のセットアップの重点商品として拡販する。
