コロンビアスポーツウェアジャパンは6月21日、東京・原宿の明治通り沿いに国内最大となる旗艦店「コロンビアトウキョウフラッグシップ」をオープンした。近隣にある既存の直営3店と合わせ、原宿エリアで4店体制を築く。
コロンビアトウキョウフラッグシップは2フロア構成(店舗面積396.1平方メートル)の路面店。車道に面している幅が広く、2階部分の外壁全面に国内最大級となる幅15.5メートルの高透明度LEDビジョンを設けた。プロモーション映像だけでなく、エベレストやヒマラヤ山脈で撮影した映像も流し、通りを歩く人にアウトドアの楽しさやブランドの魅力を伝える。
内外装は建築・デザイン事務所のDDAA(東京、元木大輔代表)に依頼。白壁の都会的な空間を作りながら、「コロンビア」の代表的商品のディテールと木や石などの自然の要素を組み合わせ、ブランドの世界を印象的に見せる。
同店の開業により原宿エリアではコロンビアの路面店が四つに増えるが、「それだけの来街者とスペースが原宿にはある」(マッスィモ・ラッザリ社長)として、今後も4店を維持する。各店の個性を際立たせるため、本店と位置付けていた「原宿キャットストリート店」は年内に改装開業する。