父の日の意識すれ違い 服あげたい娘、言葉ほしい父

2018/06/12 06:25 更新


 「子供など贈る側はプレゼントの予算を上げるが、父親はモノより感謝の言葉をもらいたい」。楽天リサーチが実施した「父の日に関する調査」によると、こんな結果が出た。全国の20~60代の男女1000人を対象に調査した。

 父の日にプレゼントを渡す予定の人は28%。年代別では女性の20~40代が上位3位を占め、全体的に女性の方がプレゼントを渡す割合が高かった。

 平均予算6294円。昨年の5016円より1000円以上高い。割合は「1000円以上~5000円未満」(53.2%)が最も多く、次いで「5000円以上~1万円未満」(27.5%)、「1万円以上~2万円未満」(7.9%)となった。

 子供などからのプレゼントの順位は、上位から「酒・タバコなどの嗜好(しこう)品」(23.2%)、「食品・スイーツ」(21.8%)、「洋服」(16.1%)。そのうち「洋服」は、性別で見ると女性が21.5%で1位、男性が「スポーツ用品」と並び6.8%で4位。

 それ以外のファッション関連品はいずれも11位以下で「ネクタイ」が3.6%、「靴」2.5%、「時計」1.8%、「バッグ」1.1%、「下着」0.7%、「ベルト」0.7%だった。

 一方、父親がもらいたいプレゼントは「父への感謝の言葉(手紙やメッセージカードを含む)」(27.6%)が1位。世代別に見ても30~50代の1位と60代の2位を占めた。「洋服」はいずれの世代でも上位5位に入らなかった。ファッション関連では「ネクタイ」が全体で6位(9.1%)で、30代2位(16.7%)と50代3位(13.5%)、「時計」が全体で8位(8.6%)で、30代5位(11.9%)と健闘した。他は「スポーツ用品」が5.6%、「ベルト」4.7%、「靴」3.9%、「洋服」3.4%、「バッグ」2.6%、「下着」1.7%など。




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