「バルミーハンガー」のギフトボックス
ハンガー、マネキン販売のチャナカンパニーは自社ブランド「バルミーハンガー」で小売り事業を強化している。ハンガーやTシャツなど生活雑貨に展開アイテムも拡大していく。
同社はアパレル企業を中心としたBtoB（企業間取引）が主力だが、小売り事業に力を入れているのはコロナ下で〝おうち時間〟に注目が集まり、ハンガーなどにインテリア雑貨として目が向けられるようになってきたため。
バルミーハンガーの主力は、特許を取得した独自の丸い形状の「まろやかハンガー」だ。服をいためず型崩れしない半円状のハンガーで、ラバー塗装を施すことでしっかり服をつり下げることができる。7色展開で、1350円。しっかり挟んでずり落ちないボトム用ハンガー「グリップクリップ」（700円）や襟部分を伸ばさずにTシャツをかけられるハンガーなども用意している。
4月にはまろやかハンガー3本を独自のパッケージに収めたギフトボックスを発売したほか、今夏にはオリジナルデザインの「バルミーTシャツ」も発売する。ECサイト用に服の中にハンガーを隠して撮影できる「インビジブルハンガー」もSNSを利用している消費者向けに直接販売していく。今後もハンガー以外のアイテムも開発、トータル提案を強めていく。
販路は自社サイトなどECのほか、ロフトなどに卸している。今回、小売り事業としては初めて合同展「ライフスタイルウィーク」に出展し、卸先の拡大にも力を入れていく。
