「ベッドフォード」(山岸慎平)は8月2日、東京・神宮前の直営店の1周年のレセプションパーティーを開き、業界関係者と交流を深めた。
11年にブランドを始めた山岸は、昨年6月にパリのメンズ・ファッションウィークの公式スケジュールでショーを発表し、8月上旬に直営店を開いた。「10年前に目標としていたことを実現することができた」という。次の10年に向けては「僕個人はデザイナーとして最盛期を迎えるような仕事をしていきたい。ブランドとしては50年後、100年後の人たちに何か美学を残せる存在を目指していきたい」と話す。
直営店は国内のファンだけでなく、卸売先のある台湾や韓国からの来店も多いという。購入者には1周年を記念して、パリで発表した24年秋冬と25年春夏のショーの音楽を収録したカセットテープをプレゼントしている。