「アトリエ・エム/エイ」秋冬 環境に優しい服作り強化

2019/05/22 10:59 更新


 レディス「アトリエ・エム/エイ」(大阪市)は19~20年秋冬物で、環境に優しい服作りを強める。リサイクルポリエステルや無水の染色技術などを活用し、個性も楽しめる提案だ。

 テキスタイルコンバーターと協力し、リサイクルポリエステル100%で、無水の染色技術を使った。無地ベースに前部分の半身のみオリジナルのパッチワーク柄をのせたワイドシルエットのラップパンツ(2万9000円)や、カムフラージュ柄をのせたラップスカート(3万4000円)などがある。

 リサイクルポリエステルで、フリルやギャザーを盛り込んだドット柄ワンピース(7万2000円)も作った。

 このほか、デビューシーズンの19年春夏物でも好評だった綿のサテンリボンを一つひとつ縫い合わせる手法を用い、新作としてカラフルなラップスカートなども打ち出す。幅や色の異なるリボンを組み合わせた独自性のある提案で、ループ状になっている部分に共布リボンを通して自由な着こなしが楽しめる。9万8000円。

 販路はセレクトショップなど。今春は松坂屋名古屋店、阪急うめだ本店、高島屋大阪店で期間限定店も開いている。

リサイクルポリエステルを使ったラップパンツ
サテンリボンを縫い合わせたカラフルなラップスカート


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