旭化成 新社長に繊維出身の工藤幸四郎氏

2022/01/28 12:31 更新


4月1日付で社長に就任する工藤幸四郎氏

 旭化成は1月28日、工藤幸四郎取締役兼常務執行役員が4月1日付で代表取締役社長兼社長執行役員に昇格する人事を決めた。小堀秀毅社長は代表取締役会長に就く。工藤氏は入社以来、繊維畑を歩んできた。17年からは繊維事業のトップを担い、米大手自動車内装材メーカーの買収などを行った。19年には繊維、消費財、高機能ポリマーを統合したパフォーマンスプロダクツ事業本部を陣頭指揮し、繊維の枠を超えたシナジーを模索してきた。旭化成は今年、創業100周年を迎える。新中期経営計画も始まる節目に新たな体制で臨む。

略歴

 工藤幸四郎(くどう・こうしろう) 慶大卒。82年旭化成工業(現旭化成)入社、08年旭化成せんいロイカ事業部長、13年同社執行役員兼企画管理部長、16年旭化成上席執行役員繊維事業本部企画管理部長、19年常務執行役員兼パフォーマンスプロダクツ事業本部長、21年6月から現職。宮崎県延岡市出身、62歳。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事