アマノ、春夏から「ロバート・P・ミラー」販売

2017/01/25 06:00 更新


 GSIクレオスの子会社で下着・靴下卸のアマノ(東京)は17年1月、米モートンニッティングミルズ(ペンシルベニア州)と、米カットソー製品ブランド「ロバート・P・ミラー」の日本におけるTシャツ・インナーカジュアルウェア、ソックスなどのレッグウェアの企画生産販売でサブライセンシー契約を結び、17年春夏物からセレクト専門店向けを中心に販売を開始する。また、GSIアメリカ(ニューヨーク)が日本におけるマスターライセンス契約を同時に結んでいる。

 「インナーウェア、靴下市場はOEM(相手先ブランドによる生産)では一層厳しくなる。付加価値の高い商品を持つべき」(アマノの片山昌平社長)として契約した。サブライセンス契約のカテゴリーはメンズ、レディス、キッズのTシャツ・インナーカジュアル、レッグウェア。メンズ仕様で企画し、当面、セレクト専門店向けに高品質素材を使った国内生産のTシャツ、インナーのパンツ、靴下を販売する。

 Tシャツはワッフル、パネルリブなどで3000~5000円。Tシャツ2枚パックも企画する。ボクサートランクス2000~3000円、靴下はローゲージ糸を用い600~800円を予定する。また、大型専門店向けにレーベルを変えた企画も計画する。20年の売上高目標は小売りベースで5億円。同ブランドは1907年に創業したモートンニッティングミルズが1937年にアーカンソー州で白のパネルリブのTシャツとタンクトップの生産を始めた。現在も米国で生産を続けている数少ないブランドの一つだ。

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ライセンス生産販売される「ロバート・P・ミラー」の17年春夏物


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