アダストリアは23日、30~40代の男女向けライフスタイルブランド「ベイフロー」の路面旗艦店を東京・吉祥寺にオープンした。ヨガスタジオやカフェを併設し、新たにオリジナルのヨガウェアやキッズも発売するなど、コンテンツの拡充でブランド認知を高める。
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店舗は3層でヘルシーなライフスタイルに合った商品やサービスを揃える。新ヨガブランド「シードラー」はベーシックカラー中心でアクティブシーンやワンマイル向けのウェアと、雑貨を販売する。トップ3500~4500円。3階のヨガスタジオはレベルに応じて選べるよう8種類のレッスンを設けた。1階のカフェは豆乳を使ったクレープ、ボタニカルソーダなどヘルシーなメニューを提供する。
要望の多かったキッズも導入した。大人と同じデザインのままサイズを変えており親子揃いで着られる。ギフトニーズも見込む。シードラーとキッズは他の大型店でも販売する予定。
メンズ、レディスは、海を感じさせるヘルシーでリラックスしたテイストでコアなファンをつかんできた。こうした服も継続しつつ、タウン寄りのきれいめ商品を増やし客層を広げる。
吉祥寺は、「自分や家族の時間を大事にする人が多いイメージ」があり、「ゆとりのある大人のライフスタイルを提案するブランドという認知を広げられる場所」(佐藤正明ベイフロー営業部長)として期待する。地域に根ざした店作りも重点で、アクセサリー作りのワークショップなど様々な体験を通じブランドの魅力を伝える。
