《トップに聞く》ヤマヤ社長 野村泰嵩氏 リブランディング進める

2024/09/30 12:00 更新有料会員限定


野村泰嵩氏

 靴下産地の奈良県広陵町で約70台の編み機を持つ中堅メーカー。木綿業から数えれば、起源は江戸時代にさかのぼる老舗企業だ。上質な天然繊維の靴下を中心に、早くから自社ブランドや小売店を展開してきた。京都工芸繊維大学を卒業後、バッグメーカー勤務を経てヤマヤに戻り、6月に社長に就任した。

(山田太志)

 経営環境は本当に厳しいものがあります。産地の稼働状況、OEM(相手先ブランドによる生産)や卸先の販売を見ても、明暗がくっきりと分かれてきた感じです。家業に戻り4年半経ちましたが、靴下工場の経営がどうあるべきか、今も模索が続いています。自身の経験は少なく、焦りを感じることも少なくありません。当分は多くの失敗を覚悟していますが、どうせ失敗するなら若い時の方が良いと腹をくくっています。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事