ヤギ、伊ミラノに現地法人を開設 海外事業を強化

2025/02/07 06:25 更新NEW!


情報収集や日本への輸出などに生かす

 ヤギは1月21日、イタリア・ミラノに現地法人、ヤギイタリーを開設した。社長にはヤギベトナム元社長の佐藤大仁氏が就任した。

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 ヤギの八木隆夫社長は、「イタリアには様々なテキスタイルとファッションの企業が集まっている。情報収集や日本への輸出、イタリアでのテキスタイル販売などチャンスが多い」と積極的な活用を考えている。

 ヤギは現中期経営計画の重点の一つとしてグローバル戦略に力を入れ、調達、販売を強めている。2月11~13日、国際素材見本市のプルミエール・ヴィジョン(PV)パリにグループ会社、イチメンと出展する。オリジナル糸を軸とした丸編み生地やグループの山弥織物が作る強撚糸をグループ内協業で生産したシャツ地、ヴィオレッタのラッセルやトリコット生地などを提案する。

グローバル戦略に力を入れる


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