売り場観測・専門店レディス11月

2016/11/10 07:10 更新


非ウールも動く ニットは明るい色に集中

 茶系のウールコートとともに、非ウールのアウターが動いているのも今季の特徴だ。売れ筋は、フェイクファーとキルティングダウン。フード付きのフェイクムートンやキルティングダウンのライナー付きモッズコートなどが主流で、高感度層にはミックスファーでボリュームを出したものが受けている。

 強化アイテムのニットは、カシミヤやラクーン混でふわっとした質感のものがいい。Vネック、ハイネックともに良く、キャメルやベージュ、パウダーピンクやグリーンなど明るい色に人気が集中している。一方ボトムは失速気味。パンツはウール地のセンタープレスやテーパードなど、トップを選ばないきれいめのデザインに移行している。スカートは、張り感のあるフレアやチュールなどのリバーシブルタイプが引っ張っている。雑貨は大きなヒットはないが、ファー付きのiPhoneケースで客数を獲得している店がある。


《ドゥーズィエムクラスルミネ有楽町店》

ミルキーカラーのテーラードコート「マディソンブルー」15万5000円、昨年も売れた形を今年らしく進化させたタートルネックニット2万2000円、デニムパンツ2万9000円、ともに「ドゥーズィエムクラス」、バッグ「M2マルティエ」18万円
ミルキーカラーのテーラードコート「マディソンブルー」15万5000円、昨年も売れた形を今年らしく進化させたタートルネックニット2万2000円、デニムパンツ2万9000円、ともに「ドゥーズィエムクラス」、バッグ「M2マルティエ」18万円
深いサイドスリットのロングコート18万円、オフタートルのゆるいニットトップ2万4000円、ニットのストレートスカート1万7000円、すべて「ドゥーズィエムクラス」、スニーカー「ジル・サンダー」5万6000円
深いサイドスリットのロングコート18万円、オフタートルのゆるいニットトップ2万4000円、ニットのストレートスカート1万7000円、すべて「ドゥーズィエムクラス」、スニーカー「ジル・サンダー」5万6000円

続きは繊研新聞(2016年11月10日付9面)をご覧ください



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