さかなクンを招いて海洋ごみ問題について勉強会も行った
ユニクロは、「ジョイン・ザ・パワー・オブ・クロージング」プロジェクトを開始した。リサイクルポリエステルを使った商品の売り上げの一部を海洋ごみ削減のために寄付する。今回はキャンペーンに魚類学者のさかなクンが協力し、国内4カ所で、スポーツ感覚で楽しむごみ拾いも実施する。6月5日からリサイクルポリエステルを100％使用した「ドラえもんサステナモード」のTシャツ（2柄、税込み1500円）、キッズ用Tシャツ（1柄、990円）、トートバッグ（1柄、1500円）を販売している。これら4品のほか、リサイクルポリエステルを素材の一部に使用したメンズとキッズのドライEXTシャツを購入すると、1品に付き1ドルを海洋ごみ削減に取り組む団体に寄付する。
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キャンペーンでは地域と共同で海洋ごみを減らす取り組みとして「スポGOMI（ゴミ）」の特別版「スポギョミ！」を東京の荒川河川敷、福岡の新宮海岸、新潟の藤塚浜、神奈川の片瀬東浜海岸で実施する。6月5日の荒川河川敷でのごみ拾いに集まった親子に対して、さかなクンが海洋ごみが荒川から東京湾にかけての生態系に及ぼす影響について特別講義を行った。
ファーストリテイリングのシェルバ英子コーポレート広報部長は「こうした地域住民の方々も参加する取り組みは反応が大きく、消費者のサステイナビリティー（持続可能性）に対する関心が高まっていることを感じている」と全国各地で消費者参加型の啓発イベントを行う理由について説明する。
