東急リテールマネジメント、韓国の新世界と業務提携 双方の施設でコンテンツ交流など

2025/09/24 11:45 更新NEW!


 東急グループ6社の商業施設事業の統括会社、東急リテールマネジメント(TRM、堀田正道社長)は韓国の大手流通業、新世界(ソウル市、パク・ジュヒョン社長)との間で、日韓で双方が運営する商業施設でのコンテンツ交流とマーケティング・プロモーション協業に関して業務提携する。9月23日に基本合意書を結んだ。

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 TRM傘下の各社が運営する商業施設で、新世界が販売する「新世界ハイパーグランド」をはじめとした韓国発のファッションブランドを誘致するとともに、新世界が運営する商業施設で日本ブランドやIP(知的財産)コンテンツを展開する。さらに、日韓での共同プロモーションやマーケティング施策、両社施設間での顧客の相互送客などの連携施策を促進する。

 具体的な取り組みとして、SHIBUYA109エンタテイメントが運営するSHIBUYA109渋谷で、新世界がセレクトした韓国の七つのファッションブランドの期間限定店を10月17~26日と10月28日~11月10日に開設する。

 TRMは事業会社の一体運営による競争力強化を目的とし、今年4月1日に設立された。SHIBUYA109エンタテイメントのほか、東急百貨店、東急モールズデベロップメント、ながの東急百貨店、渋谷地下街、香港法人の東急商業発展香港を傘下に置く。

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