豊島、トヨタ自動車、アーバンリサーチが3社連携で行う「トヨタアップサイクル」は、ファーストコレクションを一部公開した。
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コンセプトは、服と車の部品が共通する「つつむ」という機能。トヨタの車を製造する過程で発生するリユース、リサイクルが難しい廃棄材、アーバンリサーチの様々な理由で発生する廃棄衣料、豊島のサステイナブル素材を活用する。
公開したのは、エアバッグとしても使われるナイロン基布から生まれたライトアウター2型。
ナイロンを新たに染め直しミリタリーデザインに落とし込んだ。収納型フードの脇下には電車移動や室内でも体温調節がしやすいベンチレーション仕様。フロントのジッパーを閉めた状態でも使える大きな内ポケットが左右に付いている。
もう1型は、裾に縫い込まれたドローコードを股の下にくぐらせて前裾と結ぶことで、裾のめくれやずり上がりが防止できる。ハーフ丈でポンチョのようなテントライン。8月ごろに発売する。
4月中旬からはパックTシャツ、眼鏡ケース、レザーバッグ、パソコンケースを、大阪・関西万博会場内の「アーバンリサーチエキスポ2025ストア」、アーバンリサーチオンラインストア、アーバンリサーチの一部店舗で販売する。