豊岡鞄の新作、カジュアル&トレンド

2016/06/06 06:39 更新


兵庫県鞄工業組合「豊岡鞄」  国産需要増で開発活発


 兵庫県鞄工業組合(兵庫県豊岡市)の地域ブランド「豊岡鞄」は、国産バッグの需要増加を背景に、カジュアル感やトレンドを意識した新作開発が活発だ。商業施設の期間限定フェアで発信するとともに、メーカー各社による百貨店の独自販路の開拓やOEM(相手先ブランドによる生産)の受注につなげる。

 各社の新作は、布帛をメーンにしたバッグが拡大した。

 木和田正昭商店は、ナイロンに牛革付属の「つつむ」シリーズにワンショルダー、ショルダートート、リュック、エッグ型デイパックを加えた。ベージュ、グレー、カーキの3配色。1万4000~2万円。キコニアボイキアナは、コットン帆布のPCケース(8000円)とショルダー兼用クラッチバッグ(1万4000円)を投入。

  インディゴと迷彩柄の2色がある。ナオト商店は「直帆布」で、10号帆布と牛革付属のフラップ付きツーウエーショルダーバッグ、トートバッグ2型を追加した。ブラックとブラックカーキの2配色。9800~1万8800円。タイムバックスはカルドシリーズで、アクリル・コットン・ポリエステルのミックス感のあるツイード生地と牛革付属のリュック(2万4000円)を出した。

ナイロンに牛革付属のエッグ型デイパック(木和田正昭商店)
ナイロンに牛革付属のエッグ型デイパック(木和田正昭商店)
コットン帆布のショルダー兼用クラッチバッグ(キコニアボイキアナ)
コットン帆布のショルダー兼用クラッチバッグ(キコニアボイキアナ)

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