虎ノ門ヒルズの情報発信拠点「トーキョーノード」は、開館記念企画の「蜷川実花展・輝きの中の永遠」を24年2月25日まで開催している。写真家の蜷川実花さんがクリエイティブチームEiMの一員として取り組み、造花や写真、映像のテクノロジーを生かした体験型の14作品を展示する。
会場では、蜷川さん自らが東京ブランドに依頼して作った協業商品を販売している。協業したのは「エムエーエスユー」「キディル」「テンダーパーソン」「フェティコ」の4ブランド。蜷川さんのこれまでの作品から、デザイナーが好きな写真を選び、自由に企画した。
フェティコがプリントのキャンバスに選んだのは、メッシュの深いVネックドレス(税抜き3万6000円)。エムエーエスユーは、絞りの技法を取り入れたアイコンのブルゾン(4万8000円)に、ダークレッドとピンクの写真をプリントした。
それぞれの感性や強みが、色彩の強い写真と交じり合って、主張のあるアイテムに仕上がっている。