瀧定名古屋婦人服地部14課 ブランディング強化 ストーリー重視の新ブランド「ナナメ」立ち上げ

2026/03/30 06:25 更新NEW!


スポーツ・アウトドア向けの「リボン」は3年前に立ち上げた

 瀧定名古屋婦人服地部のニットを扱う14課は、素材のブランディングを強化している。得意とするファッション性と機能性を両立した素材や、ストーリー性のある素材で購買意欲を高める。

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 スポーツ・アウトドア向け素材群の「リボン」では、多機能素材「ナイロール」のジャージーやウール・ポリエステルの天じくなどがTシャツ、パーカ向けに人気だ。ゴルフ・アウトドアブランド、セレクトショップから採用されている。木股浩貴同課主任は「国内外へ広げるのが目標」とし、中国・韓国向け販売も注力する。市場の大きいアジアで各現地法人を生かした営業を強化している。

「リボン」では多機能素材「ナイロール」などが人気
木股婦人服地14課主任

 「ちょっとナナメの角度」から価値を捉え、ストーリー性を重視したテキスタイルブランド「ナナメ」も立ち上げた。尾州産地の英式梳毛紡績機で超長綿を糸にした素材などをラインナップする。

「ナナメ」では英式紡績機で綿糸を紡績した素材を披露。軽くて膨らみのある風合い

 「本来はウールの紡績機だが、綿を使う人にも尾州のことを知ってもらいたい」思いから英式紡績機を使った。軽くて膨らみがあり、ナチュラルな風合いが特徴。上質でカジュアルなTシャツ向け素材として訴求する。

 そのほか、シルクの加工原料で長年取引のある熊本県の養蚕業にも着目し、シルクが含まれる化粧品などの開発も構想中だ。細川隼人同課課長は「14課は素材からしっかり企画するのが強み。新しいマーケットを創造していきたい」と話す。



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